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アシュタビューラ(、 )は、アメリカ合衆国オハイオ州北東部アシュタビューラ郡の都市である。2003年にアメリカ合衆国国勢調査局が定義したアシュタビューラ小都市圏の中心である。19世紀半ばに地下鉄道 (秘密結社)の主要地点だったアシュタビューラは、現在クリーブランド市の北東、アシュタビューラ川がエリー湖に注ぐ河口にある石炭積出港である。アシュタビューラという名前は、レナペ族インディアンの言葉で「いつも分け与えるだけの魚がいる」という意味の「ashtepihəle」から来ている。2010年の国勢調査では人口19,124 人であり、2000年の20,962人からは、1,838人、8.8%の減少だった。 詩人のカール・サンドバーグは、「アシュタビューラでポピーが咲くときにオハイオを横切る」と題する詩を書いた。ヴァーン・スナイダーが書き、1960年に出版された『アシュタビューラからの王様』と題する小説もある。ボブ・ディランの歌『おれはさびしくなるよ』でもアシュタビューラが歌われている。 アシュタビューラ市では毎年5月下旬あるいは6月始めに、ブレッシング・オブ・ザ・フリートの祝祭を開催している。この祝祭の一部として、アシュタビューラ港で行進と礼拝が行われている。2007年にはフィンフェストUSAも開催された。 == 歴史 == アシュタビューラ市となっている場所には1803年に入植され、1891年に法人化された〔"Ashtabula" in ''The New Encyclopaedia Britannica''. Chicago: Encyclopaedia Britannica Inc., 15th edn., 1992, Vol. 1, p. 627.〕。南北戦争に繋がる時代に、アフリカ系アメリカ人奴隷を自由のあるカナダに運ぶために使われた地下鉄道 (秘密結社)では、幾つかの停車駅があった。その中でもハバード家屋は、数少ない終着点の1つだった。元奴隷達は湖に隣接した家屋の地下室に住み、次に利用できる船でカナダに渡って、オンタリオ州に着いた時点で自由を獲得した。その港は19世紀末から大型の鉄鉱石と石炭の積出港となり、現在もペンシルベニア州の製鉄所に送られる石炭の長い傾斜搬送路や鉄鉱石の積み卸し施設がある。 19世紀末から20世紀初めにアシュタビューラに入ってきた者達の多くが、フィンランド、スウェーデン、イタリアからの移民だった。これら民族集団間の競争意識がアシュタビューラでの日々の生活に大きな影響を与えていた。現住民の中でかなりの比率の者がそれら移民の子孫である。市の人口は1970年まで着実に増加していたが、それ以降は減少している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アシュタビューラ (オハイオ州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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